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今更ながら、西武新宿線2012年6月ダイヤ改正を振り返る。

拝島快速はつい最近消えた。
そう思っていると、なんだかんだで廃止して5年が経ちました。
拝島快速や快速急行が消え、今のシンプルになった西武新宿線のダイヤを振り返ってみます。

準急 西武新宿 日中
日中の準急も、今では臨時の西武球場前行きしか見なくなりましたね……。


今回紹介するのは、2012年6月30日の西武新宿線のダイヤ改正です。
拝島快速登場時のダイヤについては、↓の2年前の記事をどうぞ。
西武新宿線 2008年6月14日改正

まず、大きな変更点とすれば、
・拝島快速と快速急行の廃止。
・拝島・西武遊園地行きの廃止。
・日中時間の準急廃止。
・日中ダイヤの白紙改正。

変わっていないのは夕方ラッシュ以降くらいかと。(細かく見れば多少違うが。)

まず、朝の分割が無くなったのはとても大きく、拝島・西武遊園地行きを見なくなった。
しかしこの改正の時点ではまだ多摩湖線との完全一体化はされておらず、
朝の上りに限ってはまだ併合していたので、
朝に西武新宿方面から西武遊園地に行く人以外は特に困らなかったはず。

だが、今回は朝のダイヤはそれ以上言及しません。
今回一番振り返りたいのは、日中ダイヤです。

問題の日中のパターンダイヤ化。

まず、日中の2011年3月5日の平日下りパターンを見て頂く。
特急    本川越×1
快速急行 本川越×1
拝島快速 拝島×2
急行    本川越×2
準急    本川越×2
各停    上石神井×2
各停    新所沢×2
各停    拝島×2
各停    玉川上水×2

一時間に16本。
各停だけでも8本あり、拝島線内だけの折り返し列車もなかった。
そもそも、田無止まりがない。

それが、2012年6月30日の改正ではこうなった。
特急本川越×1
急行本川越×3
急行拝島  ×3
各停本川越×2
各停新所沢×1
各停田無 ×3
種別も6から3になり、16本の列車も13本へと減った。
拝島方面への列車も3本と減り、拝島線のみの運行が現れた。
しかし、拝島方面への優等数は増えているメリットもある。

大きく不便に感じる点は、各停本数の削減である。
合計8本から6本へと2本減り、下落合駅~西武柳沢駅利用者には不便である。
次に感じるのは拝島快速と快速急行の削減による所要時間の増加である。


・本当に過去のダイヤは分かりにくかったのか?

確かに過去のダイヤは種別が多く、沿線民以外では分かりにくいです。
特に、各停が先着するのか先着しないのか分からない点もあり、
そこが分かりにくいダイヤの原因であったとも考えられます。

とりあえず、ダイヤのスジを比較すれば分かりやすいかと。
2011年 上り
↑2011年 上り 西武新宿~小平(特急スジは除く)
↓2012年 上り 西武新宿~小平(特急スジは除く)
2012年 上り


2011年 下り
↑2011年 下り 西武新宿~小平(特急スジは除く)
↓2012年 下り 西武新宿~小平(特急スジは除く)
2012年 下り


見て頂ければ分かるように、すっごいシンプルになりました。
特に、追い込しパターンも統一化されているので、
どの電車が終点に先着するかが分かりやすくなりました。

また、このダイヤは人身事故等のダイヤ乱れに強く、ダイヤの回復が速いという利点があります。
しかし、上りに限っていえば、各停が少しでも遅れると後続の急行が遅れるため、
ダイヤが1~2分ずれる可能性が大きい欠点もあります。
要約すれば、
大きなダイヤ乱れには強いが、細かいダイヤ乱れには弱い。


・速達性はあるのか?
快速急行や拝島快速が無くなったのだから、遅くなったと感じるだろうが、
考えてみてほしい。各停が減ったのだから、ダイヤに余裕が出来て急行が速くなる可能性を。

西武新宿~本川越駅までの所要時間
急行下り58分→57分に
   上り56分→58分に
特に大きな変化はなく、上りは2分所要時間が増加した。
ちなみに準急は上り下り共に59分程で運転していたが、
急行になったからといって、凄い早くなった訳でもない。
ちなみに快速急行は所要時間約50分。

西武新宿~拝島までの所要時間

拝島快速44分→急行47分
所要時間が3分伸びただけなので、
急行と違って4駅通過する意味があったのだろうかと思うところではある。


田無~高田馬場の各停の所要時間
上り31分~39分・下り29分~37分

上り30分・下り32分
下りに関しては、一番早い列車と比べれば所要時間は増えてはいるが、
上りに関して言えば、最大9分早くなっている。
特に、今までは各停によって所要時間がバラバラだったのが、
統一されているのはとてもよく改善されたともいえる。

この改正では、各停の急行退避を極力減らし、
上りは上石神井退避のみ。下りは鷺ノ宮退避のみと設定された。
途中の東伏見・井荻・沼袋・中井の通過待ちがなくなったのである。
ただし井荻は特急の通過待ちだけする。

要約すると、各停以外は全て所要時間が延びた。
準急よりは早いとは言え、その時は快速急行があったので、何ともいえません。


無理やりまとめてみる。

2012年ダイヤは、改悪とは断定できません。しかし、
・速達性が消えたこと。
・各停削減のため、各停停車駅は次の列車まで最低10分開くようになった。
この二つが大きな改悪点なのは間違いありません。

改善点でいえば、
・分かりやすく覚えやすい。
・短距離で考えれば速い。
とにかくこの二つが大きな改良点です。
特に前の2011年ダイヤでは、各停の退避時間が6分とかあったため、
短距離移動でさえもかなりの時間がかかりました。
中井駅で大江戸線を使う人なんかは、かなり良くなったのでは?

それに、池袋線の所沢駅で一本前の急行を逃すと、
次は各停が池袋まで先着とかいうカオスダイヤよりはマシかと……。




鉄道のダイヤというものは、色々な人が様々な理由で使うため、
良いダイヤか悪いダイヤかの感じ方は人それぞれです。
結局このダイヤ改正が良いか悪いかは、皆さん次第ってことですね。

ちなみにブログ主は長距離ユーザーのため、改悪だと考えてます。
無料で乗れた快急は速かったし、各停もいっぱい来た方が便利だったしね~。
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